Abstract
近年、第一原理計算を利用した物性の最適化に関する研究が一般化している。しかし、材料として実際に利用するには、単一の物性値を最適化するだけでは不十分であり、安定性を保ちながら複数の物性値を同時に最適化する事が求められる。そのためには、さまざまな物性値を網羅した包括的なデータベースが必要になる。本講演では、我々が第一原理計算を用いて構築したホイスラー合金物性マップについて説明し、その中から見出したいくつかの材料を紹介する。また、このデータベースにグラフニューラルネットワークを適用し、材料探索の空間を拡大する試みについても紹介する。
Date
Jul 29, 2024 3:00 PM — 5:00 PM
Researcher of Materials Science
My research interests include development of computational methods and softwares for predicting thermal properties of solids, and application of machine-learning methods to material science study